石川啄木の歌を読む (1)
24.鏡(かがみ)とり・・・
鏡(かがみ)とり
能(あた)ふかぎりのさまざまの顔をしてみぬ
泣き飽(あ)きし時
年を経て声も身体も亡き父に
よく似て来たと
鏡を見つめ
(一郎)'04.1.27
手鏡は使うけれども
姿見は
見るのもいやになりしこのごろ
(一郎)'06.9.18
できるだけ鏡は見ないようにしている
写真もほとんど撮らない
容姿もそうだが自分に自信が無いからだ
外に出るときはかならず帽子をかぶる
自意識過剰なのだ
[ 一郎 ] '08.5.19