石川啄木の歌を読む (1)
26.呆(あき)れたる・・・
呆(あき)れたる母の言葉に
気がつけば
茶碗(ちやわん)を箸(はし)もて敲(たた)きてありき
耳遠き母との会話合わねども
明るい声の
はずむ電話機
(一郎)'04.1.29
今しがた新聞入れた記憶なし
行ったり来たり
呆れてしまう
(一郎)'06.9.20
何度鍋を焦がしたか
何度ヤカンのお湯を蒸発させたか
火事にならずに済んでよかったよかったと
自分で自分を慰めている
あきれて笑って忘れてまたくり返す
[ 一郎 ] '08.5.21
気がつけば
茶碗(ちやわん)を箸(はし)もて敲(たた)きてありき
耳遠き母との会話合わねども
明るい声の
はずむ電話機
(一郎)'04.1.29
今しがた新聞入れた記憶なし
行ったり来たり
呆れてしまう
(一郎)'06.9.20
何度鍋を焦がしたか
何度ヤカンのお湯を蒸発させたか
火事にならずに済んでよかったよかったと
自分で自分を慰めている
あきれて笑って忘れてまたくり返す
[ 一郎 ] '08.5.21