石川啄木の歌を読む (1)

37.いつも逢(あ)ふ・・・

いつも逢(あ)ふ電車の中の小男(こをとこ)の
稜(かど)ある眼(まなこ)
このごろ気になる


 大いなる転換点ぞ
 しっかりと眼見開き
 時代見つめよ
 (一郎)'06.10.1

 生き生きと輝けりしかわが眼
 未来を見つめ
 真実見抜け
 (一郎)'04.2.9

 人の目を意識しすぎた若いころ
 馬鹿だったなと
 笑うこのごろ

 あと十センチ背が高かったなら
 もしあの人と結婚できていたなら
 人生は変わっていたかもしれない
 もし、もし、もし・・・
 そんなことで変わるはずがない
 [ 一郎 ] '08.6.18
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