石川啄木の歌を読む (1)
43.かなしきは・・・
かなしきは
飽(あ)くなき利己(りこ)の一念を
持てあましたる男にありけり
かなしきは優越感ぞ
支えるは差別の心
それと気付かず
(一郎)'06.10.7
かなしきは
我を縛りし性癖を
断ち切りがたく歳を重ねし
(一郎)'04.2.15
かなしきは
いまも治らぬ怠け病
働かずして何が出来るか
かなしき事かよろこぶべき事か
六十になっても衰えぬ性欲
性欲は生欲の裏返しか
七十になった私は
まだ性欲を持て余しているだろうか
[ 一郎 ] '08.7.5
飽(あ)くなき利己(りこ)の一念を
持てあましたる男にありけり
かなしきは優越感ぞ
支えるは差別の心
それと気付かず
(一郎)'06.10.7
かなしきは
我を縛りし性癖を
断ち切りがたく歳を重ねし
(一郎)'04.2.15
かなしきは
いまも治らぬ怠け病
働かずして何が出来るか
かなしき事かよろこぶべき事か
六十になっても衰えぬ性欲
性欲は生欲の裏返しか
七十になった私は
まだ性欲を持て余しているだろうか
[ 一郎 ] '08.7.5