石川啄木の歌を読む (1)

6.砂山の・・・


砂山の砂に腹這(はらば)ひ
初恋の
いたみを遠くおもひ出(い)づる日


 忘れよう遠い昔の思い出は
 思えば心の傷がうずきだす
 うずいて歩めないなら忘れよう
 忘れて歩め歩めばすすむすすめば変わる
 歩めないなら這ってすすもう
 [ 一郎 ] '08.4.12

 片恋を
 わが常とするそもそもは
 自ら去りし初恋にあり
 (一郎)'06.8.31

 イタズラに
 裸になりて腹這いし
 ひと待ちたるは四畳半
 (一郎)'04.1.9




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