石川啄木の歌を読む (1)
8.いのちなき・・・
いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握(にぎ)れば指のあひだより落つ
人工の砂浜造るかなしさよ
自然を壊すおろかさよ
過ち犯しくり返す
人の社会の
深き欲望
[ 一郎 ] '08.4.20
砂粒は砂浜となり波寄せる
波は海から
海の惑星
(一郎)'06.9.2
広大な砂丘をつくる一粒の
砂の小ささ
偉大に見ゆる
(一郎)'04.1.11
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