猫のワルツ
「お前ら本当、仲良いな。はたから見たらラブラブだぞ」
「ラブラブって」
龍史が笑う。
菜都美は一瞬、落ち込んだ顔はしたがすぐに笑顔になる。
「私だってもっと優しい人が良いです~」
「俺は優しい。だからモテるんだよ」
「…完ぺきに自意識過剰じゃないですか!!」
そんなやりとりを見て、亮は呆れたような顔をする。
「痴話ゲンカするなよ」
「痴話ゲンカじゃないだろ。タマがガキだから」
「タツもガキだろ?」
「言われてやんの~」
菜都美がバカにしたように、龍史を見た。
「いや、なっちゃんも充分にガキだからね」
「…えっ?」
「ふはっ」
菜都美のマヌケ面。
それを見て、龍史は思わず吹き出してしまった。
「なんで笑うんですか!!」
「それより、タマは遠慮って言葉を覚えろよ」
「え?」
「俺のポテトチップスが…」
ため息をつく龍史。
龍史のポテトチップスは、ほとんど菜都美が食べてしまった。
「ラブラブって」
龍史が笑う。
菜都美は一瞬、落ち込んだ顔はしたがすぐに笑顔になる。
「私だってもっと優しい人が良いです~」
「俺は優しい。だからモテるんだよ」
「…完ぺきに自意識過剰じゃないですか!!」
そんなやりとりを見て、亮は呆れたような顔をする。
「痴話ゲンカするなよ」
「痴話ゲンカじゃないだろ。タマがガキだから」
「タツもガキだろ?」
「言われてやんの~」
菜都美がバカにしたように、龍史を見た。
「いや、なっちゃんも充分にガキだからね」
「…えっ?」
「ふはっ」
菜都美のマヌケ面。
それを見て、龍史は思わず吹き出してしまった。
「なんで笑うんですか!!」
「それより、タマは遠慮って言葉を覚えろよ」
「え?」
「俺のポテトチップスが…」
ため息をつく龍史。
龍史のポテトチップスは、ほとんど菜都美が食べてしまった。