玲チェル的恋愛.+,;;;...
「おかえり~♪って・・・どうしたの?」

「・・・なんでもない。」

母さんが話しかけてきたけど・・・無理だった。答える気分でもない。
今日は最悪だ。彼女も親友も・・・そして、幼なじみも失った。

「ねぇ?桃ちゃんち行ってきたら?母さん、今日は遅くなるから桃ちゃんちにあんたお願いしたの。だからさ「いいよ。俺も、もう高校生だし。今頃そんな・・・」

「行きなさい。」

「・・・。」

「ほら、早く。」

こういうときの母さんは強い。俺はいっつも、こういうときはたじたじで・・・。

「・・・桃ちゃんと何かあったなら、今のうちに解決しなさい。」

母さんはそのまま家を出て行った。

「・・・行くか。」

俺は、いつもの部屋着で桃実の家へ向かった。









ピンポーーーン

「はぁ~い・・・千津!!!どうしたの?」

「・・・今日は桃実んちにお世話になるって」

「そうなんだ!!あ、留羽斗も来てるよ?」

「は?」

・・・何でこういうときに限って。

「留羽斗~、千津が来たー」

「へえ~。のこのこ、桃んち来たんだ?彼女いんのに、」

「・・・。」

「ちょ、留羽斗!」

「だって本当の事でしょ?」

「・・・別れた。」

「「は?」」

「だからっ!!別れたんだって!!・・・麻里に言われたんだよ。」

「・・・千津、麻里ちんに謝ったほうが「俺も・・・!!!俺も・・・なんか分かんねぇんだよ・・・」

「千津・・・。」

「・・・千津。俺がなんで千津に怒ってるか、教えてやるよ。」

「は?」

「・・・お前のそういうとこ。そういうとこが腹立つの。何でも、分かんねぇ、で済ませてさ。本当は答えが出てるんじゃないの?桃とその、麻里って子・・・全然違うだろ?お前が桃に思ってる感情と麻里って子じゃ違うだろ?」

「・・・俺は・・・!!!」

「・・・もうひとつ。俺は桃が好きなんだ。」
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