薬指のダイヤ

『どうした??』

「林道…。暴螺来たか??」

『あー…。

こっちも見張ってんだけどな。

まだまだだぞ??』

あの日以来

あたし達と林道は

グルで活動してる。

お互い連絡取り合って

暴螺を潰す…

今はそういう形で話が進んでる。

「こっちもだ。

ってか…

そろそろ現れてもいいのにな」

『ぁあ・・。

たぶんお前らを警戒してるんだよ。

この前仲間が、

街中で下っぱ見たっつってたからな』

「マジか・・・」

とりあえず。

下っぱは

動いってるってことだな??

< 115 / 163 >

この作品をシェア

pagetop