薬指のダイヤ

上半身は

櫂兎によって。

下半身は

ユウによって…

乱されていくんだ。

「あぁっ…んっ」

「声…出していいよ??」

「俺らしか聞いてないし」

そう言って

2人の動きは徐々に

早くなっていく。

あたしにとってこの時間は

バーに居る時間の次に

なにもかも忘れられる

大切な時間なんだ。







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