薬指のダイヤ
あたしは…。
ユウと櫂兎がいないと
生きていけないから。
ごめんな??
また傷つけてしまうかもしれない。
だけど
ずっとずっと
一緒に居てほしいんだ。
「ありがとな??」
「何が??」
「あたしが今ここにいるのは
ユウと櫂兎。
2人がいてくれるからだよ??」
「分かってるよ」
そう言ってユウが
あたしに微笑みかけてくれる。
「あたしも離さないから。
絶対に。」
「離れないしね??」
「俺も」
そう言ってあたし達はまた、
仲良く1日を過ごした。