薬指のダイヤ

あたしは…。

ユウと櫂兎がいないと

生きていけないから。

ごめんな??

また傷つけてしまうかもしれない。

だけど

ずっとずっと

一緒に居てほしいんだ。

「ありがとな??」

「何が??」

「あたしが今ここにいるのは

ユウと櫂兎。

2人がいてくれるからだよ??」

「分かってるよ」

そう言ってユウが

あたしに微笑みかけてくれる。

「あたしも離さないから。

絶対に。」

「離れないしね??」

「俺も」

そう言ってあたし達はまた、

仲良く1日を過ごした。


< 61 / 163 >

この作品をシェア

pagetop