Dinner Time…


忘れなきゃいけないのに、溢れ出すあいつとの思い出。



あの香りだけで、こんなにもあいつのことが頭から離れなくなる。




こっちを向いて微笑む姿。


俺の腕を引っ張る小さな手。


興味深々に何かを見つめる大きな目。


高くて愛らしい笑い声。


さらさらの長い髪から流れて来る優しい香り。


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