先輩の妹

妹の気持ち



――…


放課後に俺は学校の図書室き来ていた。

「あ、たか」

「?…あ、椎ちゃーん」

俺は加賀のモノマネをしながらそれに答えると、椎は小さく笑った後それを隠すようにすぐ嫌そうな顔をした。

「全然似てないし。…椎でいいってば。」

「似てたらもっと嫌だろ?」

「ちょー嫌」

椎の口を尖らせる姿が面白かった。

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