冬色の後悔─大好きな、あなたへ─
「えー!!!!なんだ、つまんないのー(`ε´)」
美羽と航くんがぶちぶち言っている。
それさえも、私の耳には届かなかった。
ただ、伊織の横顔を、見つめることしか出来なかった。
「おーい、杉本!こいつが呼んでるー」
すると、クラスメートの男子が伊織を呼んだ。
「お、可愛い♪」
航くんが、教室の入り口に視線をやっている。
私も、つられて入り口に視線をやった。
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