guard&search~幕末転生~
「一君は前科があります!
土方さん、左之さん、新八さんはエロいし、何かあってからじゃあ遅いから駄目ですよ!」
「「「おいッ!!」」」
沖田の更なるダメ出しの巻き沿いを食った3人だった。
「って、話し逸れちまう。
紅妃、おめぇは誰が良いんだよ?」
土方の質問に同室に希望を持った者は息を飲んで凝視した。
「んー…
土方かな?
観察って言ってもな…
紹介では、観察なんて言えないだろう?
土方の小姓って事で紹介、同室に違和感無し。じゃないか?
お梅について話し安いしな」
全員の見落としを的確について、全てを提案する紅妃に、皆納得した。
「だけど!
何かあったら呼んでくださいね?
害虫駆除に来ますから!」
沖田は真面目な顔で言ったら、土方の背後に般若が浮かぶ。
「そぉぉじぃぃいッ!!」
空気を読んだのか、読んでないのか、雰囲気をぶち壊したのは確実だった。