guard&search~幕末転生~
「料理は何がいいかな?」
「うーん…何でも上手いし…
おまかせで!
皆いいか?」
永倉君が聞くと、皆頷く。
「了解。
ちょっと待ってて」
フフフ、今日は特に楽しいね…
サービスしちゃうよ
着々と完成させて、盛り付けていると、目の前の青年がじっくりと私を見ている。
「はい、鯖の煮付け。
?
私の顔に何かついてるかい?」
「いや…
楽しそうだなと思って」
「君たちが来てくれたからだよ。
なんだか懐かしく、楽しいんだ」
ニコッと笑うと、青年は少し寂しそうな目をする。
「…普段…
満たされているか…?」