年末時代劇・天神国盗り物語
「おお!そうか!」

ポンと手を打つヤン男。

「全く、そんな事も自分で考えられないんですか?だから君はスペシャルバカと同列に扱われるんです」

毒舌を振るう軍師。

言い返したいヤン男と龍太郎だが、下手に逆らうと高成の倫理の授業でえげつない量の課題を出されてしまうので、ここは耐えるしかない。

「そうですね…」

高成は腕組みして考える。

「信長の軍は、鉄砲隊がなかなかに優秀と聞きました。ならば我が国随一の射撃の名手を揃えましょう。更には剣術の使い手も欲しい所ですね…」

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