続・私はペットです。雌犬です。

優さんに抱っこされていると、携帯が鳴る

ゴソゴソと携帯を取りだし確認すると、菊香だった


「もしもし」


通話ボタンを押して、電話に答えると


「良かったね…心菜!」

「うん…菊香、ありがとう」


菊香が居てくれたから、私は苦しい時も耐えることが出来た

その後も、菊香と話をしていると


「ひゃ…ぁッ」


優さんが首筋に唇を落としてきた

何も身構えてなかった私の口から変な声が漏れた


「……ごめんね?私、邪魔だね。じゃ、桜治様と仲良くねー」

「え、あ、菊香、違っ…」


私が弁解する前に通話は切れた

絶対勘違いされた…

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