続・私はペットです。雌犬です。
「ごめん…やり過ぎた」
「…ん」
力尽きた私を優しく抱き締めてくれる
「でも…泣き止んだね?」
「…ん」
優さんの言う通り
キスをされてる間に涙は止まっていた
「…じゃ、そろそろ…その着ぐるみ脱いでくれない?厚みが邪魔して心菜を触ってる気がしない」
あ…
そう言えば脱いでなかったね
頭は笹谷さんの車の中で外したけど、さすがに下は脱げなかったんだ
「チャック下ろして?」
優さんに背を向けてお願いする
だって、届かないんだもん
「このまま、服も脱がせてい…?」
「…お風呂入ってないから嫌」
バッサリと、優さんの誘いを断る
汗とかで汚れてる体を優さんに見せるなんて、乙女として出来ないよ