続・私はペットです。雌犬です。
私の名前を呼んだ優さんが小さな箱を開ける
中身は予想通り
指輪だった
そして…
「俺と…結婚して下さい」
本日2回目のプロポーズ
もちろん私の答えは…
「はい…」
私の答えを聞いた優さんが、箱から指輪を取り出す
そして、そっと左手薬指にはめてくれる
「愛してるよ…心菜」
最高の愛の言葉を告げながら、優さんが再び私を抱き締める
「私も…愛しています…優さん」
そんな優さんに対して、私も答える
そして、優さんの背中に腕を回してギュッと抱きつく
もう、絶対に離れたくない
あんな、怖い思い二度としたくない