続・私はペットです。雌犬です。
アイドル 桜治優
朝…
昼…?
とりあえず、窓から射し込む光で目が覚めた
「…あれ?」
昨日、同じ布団で寝たはずの優さんの姿がなかった
一部屋しかない私の部屋
見渡して居ないということは、この部屋に居ないってことになる
「優さん…?」
急に不安になる
昨日の出来事は夢だったんじゃないか?って
でも、左手薬指を見て安心した
そこには、ちゃんと昨日の指輪がはまっていた
「…どこに行っちゃったのかな?」
頭を悩ませていると、玄関がガチャリと開いた
びっくりして、玄関に目をやると優さんだった
「あ、起きたの?おはよ」
「おはよう…どこ行ってたの?」
「ん?事務所に呼ばれてた」
あ…
そっか…事務所の規則を破っちゃったんだもんね…