続・私はペットです。雌犬です。

とりあえず、いつも俺の意識が無くなるまでは、心菜を緩く抱き締めて転落を阻止している

だから、今日も心菜を抱き寄せる


「…いい匂い…」


心菜の匂いは、本当に安心する
そして、癒される…

一人で心菜を堪能していると、心菜が腕の中で動いた


「…ンッ…」


あ、ヤバい…
起こした?


「ん…?すぐ…るさ…ん?」


トロンとした目をした心菜がこっちを見た

完全に起こしてしまったらしい…


「ごめん、起こした?」

「ううん…いい」


俺の言葉に、そう言って心菜は俺の背中に腕を回してきた

そして、ぎゅっとして擦り寄って来る心菜

寝惚けている心菜は
どうやら甘えモードのようです

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