続・私はペットです。雌犬です。

「あんた馬鹿ね…」

「菊香酷い…」


不安になって、怖くなってしまった私は、近くの公園に菊香を呼び出した

そして、話を聞いて貰って馬鹿と言われた


「元カノだから何なのよ。今、彼の彼女は心菜なの!あの彼が選んだのは心菜なの!自信持ちなさい!」

「でも…鈴音さんって凄く綺麗だし…再会を切っ掛けに、また好きになっちゃうかも…ドラマみたいに」


自分で言って、また苦しくなる

すると、菊香が私の頬をムギュッと掴んだ


「い…いたい」

「心菜、彼を信用しなさい!大丈夫、心菜だって可愛いよ。私が保証する」


優さんを信用する…
私が可愛い?


「…大丈夫かな?」

「大丈夫だよ!桜治様だもん。心菜を泣かせたりしない。それに…もし、万が一心菜を泣かせるようなことしたら、私が黙ってないわ!だから、大丈夫だよ」

「……うん。ありがとう」


菊香の言葉に、少しだけ不安が和らいだ

あとは、自分でなんとかしよう

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