続・私はペットです。雌犬です。
待つ。待つ。待つ。
優さんと離れて1ヶ月
今は、一人でアパート暮らしをしている
優さんのマンションみたいな豪華な物でもなければ、ボロでもない普通のアパート
「なんだ、普通のアパートだ」
「だから、普通だって言ったじゃん」
今日は、菊香とお茶会をする予定だ
部屋をキョロキョロと見回す菊香
そんなに見る物なんて無いのになぁ…
「適当に座ってて。お湯沸かしてくるから」
「うぃー」
菊香の変な返事を聞いて、私はお湯を沸かすために台所へ行った
やかんに水を入れて火にかける
その間に、コップやお菓子を入れるお皿などの準備を済ませる
そして、菊香の待つ部屋に戻る