俺の彼女はAndroid。
ジリリリリリ…、
領「ふぁあ…。」
今日はoff。
いつもと変わらないoffの日。
…そういえば、昨日の荷物の中身…。
ウィィィン…、
「ウィィィン」!?
箱の中身から音がする。
何か、危ないものなのか…?
ゆっくり、ゆっくり荷物に手を伸ばす。
ビリッ
ガムテープを破き、中身をそろりと見た。
領「女…の子…?」
中に入っていたのは女の子。
と、思ったらいきなり立ち上がった。
領「うわっ!?」
「貴方、誰デスカ?」
領「く、楠木領…。君は…?」
「楠木領…クスノキリョウ、インプットシマシタ。ワタシハ、Android vol1.02デス。」
領「いや、そうじゃなくて名前…。」
「領ガ付ケテクダサイ。」
領「実咲…とか?」
ミサキ「実咲…ミサキ…インプットシマシタ。」
領「あ、うん…。」
ミサキ「今日カラ、ミサキハ領ノ彼女デス。」
彼女…、
彼女っ…!?