ばかとあほ


あれからどれだけ
病気にいたかわかんない。


けど帰り道は夕焼けに
照らされていた。


「そーいえば今日
なんとか流星群が流れるんだっけ。」


公園の裏で空を眺めて
星をずっとみていた。


中2の秋、 あのときみたいに
翔太が話しかけてこないかな
なんて 思ったりしながらも
ずっと涙がとまらなくて。


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