揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
chapter14
俺は…夢を見ていた。
明らかに、自分でも夢だって分かっている。
だって、俺が由佳と同じ高校に一緒に通っているから。
前に諒斗が着ていたブレザーの制服に俺も身を包み、教室で由佳と何やら話をしている。
何を話しているのかは、よく分からないけれど。
由佳が凄く楽しそうで。
それに相槌を打つ俺も、凄く楽しくて。
こんなたわいもない光景が、現実の俺にはどう足掻いても手に入らないから。
たとえ夢だって分かっていても、この幸せを壊したくは無かった。
「大翔っ?聞こえる?」
その声は、明らかに由佳のモノじゃなかった。
相変わらず、由佳は楽しそうに何か話しているけれど。
その声は違う所から聞こえてくる。
どこかで聞いた事のある声。
誰の声だっけ?
それに、どこから呼んでるんだ?
まぁ、いいや。
頼むから、邪魔しないでくれ。
せめて夢の中だけでも、由佳と同い年でいたいんだよ……。
明らかに、自分でも夢だって分かっている。
だって、俺が由佳と同じ高校に一緒に通っているから。
前に諒斗が着ていたブレザーの制服に俺も身を包み、教室で由佳と何やら話をしている。
何を話しているのかは、よく分からないけれど。
由佳が凄く楽しそうで。
それに相槌を打つ俺も、凄く楽しくて。
こんなたわいもない光景が、現実の俺にはどう足掻いても手に入らないから。
たとえ夢だって分かっていても、この幸せを壊したくは無かった。
「大翔っ?聞こえる?」
その声は、明らかに由佳のモノじゃなかった。
相変わらず、由佳は楽しそうに何か話しているけれど。
その声は違う所から聞こえてくる。
どこかで聞いた事のある声。
誰の声だっけ?
それに、どこから呼んでるんだ?
まぁ、いいや。
頼むから、邪魔しないでくれ。
せめて夢の中だけでも、由佳と同い年でいたいんだよ……。