揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「はぁっ……」


ブラの上から、指で擦られる。


大翔君とは違う攻められ方に、身体が変に反応してしまう。

彼はこんな風には刺激をしてこない。


「ひ…ろ……」


戸惑いながら、私は彼の名前を呼んだ。


「由佳の全部、俺が綺麗にしてやるから」


そして、先輩はブラのホックを外してきて。

そのまま、床へと落とされた。


私の胸を隠すものは…もう何もなくなってしまった。


「俺に委ねればいいから」


そう言って、彼は私の胸を攻めてくる。


「はぁっ……」


彼に翻弄される私は、バスローブのままの彼の両腕を必死に掴んでいた。

胸が弱いって知ってる大翔君は、いつも執拗に攻めてくる。


だけど、大翔君は決して私に痛い思いをさせなかった。

優しく、大切に私を扱ってくれていたんだ。


だから…私は、つい声を出してしまっていた。


「痛っ!」


先輩の歯が、先端を強く噛んできて。

初めての痛みに、顔が歪み、涙が出そうになってくる。
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