揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「いやっ」


離して欲しくて、私は先輩の腕を懸命に押していた。

だけど彼は離れるどころか、そのまま私の体をベッドに押し倒してきて。


ドサッ


そんな音と共に倒れた私の上に、先輩は馬乗りになっている。


「ごめん、優しくできそうにないわ」


そう言ってバスローブの紐を解き、先輩は床に脱ぎ捨てた。

程良く筋肉の付いた身体が、私に覆い被さってくる。


「あぁっ」


痛いのか何だか分からない声が上がる。

激しくされているうちに、下の方に痛みを感じた。


「いっ…」


顔をしかめ、そんな声を漏らした。

まだ十分に愛を感じていない私の体は、そこに受け入れる準備ができていない。


狭い隙間を、強引に押しこんでくるその手がすごく痛くて。

私は堪え切れずに叫んでいたんだ。


「いやっっ!大翔君っ!!」


その瞬間…先輩の手が止まった。
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