揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
『別に、灯りはどっちでもいいよ』
そして、画面に俺の後ろ姿が入って来た。
まどかさんの寝室の、タンスの上からでも撮っているのだろうか?
まさか、こんなトコロを撮っていただなんて……。
『でも灯りが無いと、まどかさんの顔が見れないね』
彼女に覆い被さっている俺が、そう囁いている。
そのまま、彼女に唇を重ねていく。
これを、由佳に見せたっていうのか……!?
『んんっ……』
キスの合間に漏れる、まどかさんの吐息。
俺の顔もまどかさんの顔も、ビデオにはしっかりと映っている。
「何で…こんなの撮ってんだよ?」
画面から視線を外し、楽しそうに俺を見ている彼女を睨みつける。
今すぐにでもビデオを壊してしまいたくなる衝動を、ぐっと抑えながら。
「だって、自分達がシてるとこビデオに撮ると燃えるって言うじゃない?マンネリ化しないように、試しにやってみたのよ」
彼女の言葉と笑顔が、どんどんと俺の胸をえぐっていくようで。
殺意すら…覚えかねない。
『毎日シても感じるなんて、ヤラシイね』
そんな時に聞こえてくる自分の声が、やけに愚かに思えて……。
自分自身さえも、殺してしまいたくなる。
そして、画面に俺の後ろ姿が入って来た。
まどかさんの寝室の、タンスの上からでも撮っているのだろうか?
まさか、こんなトコロを撮っていただなんて……。
『でも灯りが無いと、まどかさんの顔が見れないね』
彼女に覆い被さっている俺が、そう囁いている。
そのまま、彼女に唇を重ねていく。
これを、由佳に見せたっていうのか……!?
『んんっ……』
キスの合間に漏れる、まどかさんの吐息。
俺の顔もまどかさんの顔も、ビデオにはしっかりと映っている。
「何で…こんなの撮ってんだよ?」
画面から視線を外し、楽しそうに俺を見ている彼女を睨みつける。
今すぐにでもビデオを壊してしまいたくなる衝動を、ぐっと抑えながら。
「だって、自分達がシてるとこビデオに撮ると燃えるって言うじゃない?マンネリ化しないように、試しにやってみたのよ」
彼女の言葉と笑顔が、どんどんと俺の胸をえぐっていくようで。
殺意すら…覚えかねない。
『毎日シても感じるなんて、ヤラシイね』
そんな時に聞こえてくる自分の声が、やけに愚かに思えて……。
自分自身さえも、殺してしまいたくなる。