揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「あ、朝から何言ってんのよっ!?この、エロ小学生っっ」
会ってすぐにそんな事言われるなんて、思ってもみなくて。
思わず、顔が真っ赤になってしまった。
「遅れた由佳が悪いんだよ。さ、早く行こ?」
そう言って、彼は私に向けて右手を差し出してきた。
未だ照れている私の顔を見て、優しく微笑んでくれている。
「うん……」
まだ、手を繋ぐって事に慣れてなくて。
私は恥ずかしさを隠せないまま、そっとその手を掴んだ。
「由佳を待ってる間に、俺…3人に声掛けられたから」
重ねた手を彼は恋人繋ぎに変え、ゆっくりと歩き出した。
「声……?」
意味がよく分からなくて訊き返すと、彼は呆れた顔をして私を振り返る。
「ナ・ン・パ。分かる?お姉様たちやオバサマたちに声掛けられたの」
「な、ナンパ!?」
「そ。だから、早く来ないと俺…ついてっちゃうかもよ?」
そう言った彼の顔は、いたずらっ子の様な表情をしていて。
ふいに見せる彼の幼さに、いつもながらに思わずキュンとさせられる。
会ってすぐにそんな事言われるなんて、思ってもみなくて。
思わず、顔が真っ赤になってしまった。
「遅れた由佳が悪いんだよ。さ、早く行こ?」
そう言って、彼は私に向けて右手を差し出してきた。
未だ照れている私の顔を見て、優しく微笑んでくれている。
「うん……」
まだ、手を繋ぐって事に慣れてなくて。
私は恥ずかしさを隠せないまま、そっとその手を掴んだ。
「由佳を待ってる間に、俺…3人に声掛けられたから」
重ねた手を彼は恋人繋ぎに変え、ゆっくりと歩き出した。
「声……?」
意味がよく分からなくて訊き返すと、彼は呆れた顔をして私を振り返る。
「ナ・ン・パ。分かる?お姉様たちやオバサマたちに声掛けられたの」
「な、ナンパ!?」
「そ。だから、早く来ないと俺…ついてっちゃうかもよ?」
そう言った彼の顔は、いたずらっ子の様な表情をしていて。
ふいに見せる彼の幼さに、いつもながらに思わずキュンとさせられる。