揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「いいよ。まどかさんが、そうしたいなら」
そして、もう一度深く口づけを交わす。
まるで、ホストかのように。
俺は彼女の要求に応えていく。
それは…俺が生きていく為の手段。
もし彼女に捨てられたら、もう俺は施設に行くしか道が無い。
ホントの母さんとした、『甲子園に行く』という夢を果たす為には。
倫理や道徳なんて言葉、今の俺にはどうだっていい。
間違ってようが、汚れてようが、どうだっていいんだよ。
「じゃあ、お風呂溜めてくるからすぐ来てね」
まるで恋人にでも言うかのように。
そう言って、彼女は部屋を出て行った。
「……」
いつも、そうだった。
彼女との行為の後に残るのは、虚しさだけ。
キスだろうが、その先だろうが。
そして今は。
それに加えて、由佳への罪悪感に心を支配される。
だけどこれも、高校を卒業するまでの事。
卒業したら、俺はこの家を出るつもりでいるから。
その時初めて俺は、まどかさんから解放されるんだ。
そして、もう一度深く口づけを交わす。
まるで、ホストかのように。
俺は彼女の要求に応えていく。
それは…俺が生きていく為の手段。
もし彼女に捨てられたら、もう俺は施設に行くしか道が無い。
ホントの母さんとした、『甲子園に行く』という夢を果たす為には。
倫理や道徳なんて言葉、今の俺にはどうだっていい。
間違ってようが、汚れてようが、どうだっていいんだよ。
「じゃあ、お風呂溜めてくるからすぐ来てね」
まるで恋人にでも言うかのように。
そう言って、彼女は部屋を出て行った。
「……」
いつも、そうだった。
彼女との行為の後に残るのは、虚しさだけ。
キスだろうが、その先だろうが。
そして今は。
それに加えて、由佳への罪悪感に心を支配される。
だけどこれも、高校を卒業するまでの事。
卒業したら、俺はこの家を出るつもりでいるから。
その時初めて俺は、まどかさんから解放されるんだ。