揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
chapter38
「別にいいけど?」
「えっ?ホントっ?」
「……そんなコト、嘘ついてどうすんの」
そう言って、呆れたように笑顔を向ける彼。
だって、まさかオッケーしてくれるなんて思わなかったから。
嬉しいっていうより、びっくりした方が大きかったんだ。
今日は、克也達の試合を2人で観に行ってきた。
さすがに県大会ともなると相手も強くて。
皆の頑張りも虚しく、僅差で負けてしまった。
もし大翔君が出てたら…なんて思ってしまったけど。
それは本人が一番思ってるだろうから、口に出すのはやめておいた。
左手首のケガは大分良くなってるみたいなんだけど。
お医者さんから、当分の間は運動禁止って言われてるらしいから。
「っていうか、運動禁止なんだよね?」
私は念を押すように彼に尋ねた。
だけど彼は真顔で、
「えっ?野球は禁止って言われたけど、こういうコトしちゃダメとは言われてないし」
あっけらかんとそんな事を言ってのける。
ちなみにここは…ラブホなんだけども。
「えっ?ホントっ?」
「……そんなコト、嘘ついてどうすんの」
そう言って、呆れたように笑顔を向ける彼。
だって、まさかオッケーしてくれるなんて思わなかったから。
嬉しいっていうより、びっくりした方が大きかったんだ。
今日は、克也達の試合を2人で観に行ってきた。
さすがに県大会ともなると相手も強くて。
皆の頑張りも虚しく、僅差で負けてしまった。
もし大翔君が出てたら…なんて思ってしまったけど。
それは本人が一番思ってるだろうから、口に出すのはやめておいた。
左手首のケガは大分良くなってるみたいなんだけど。
お医者さんから、当分の間は運動禁止って言われてるらしいから。
「っていうか、運動禁止なんだよね?」
私は念を押すように彼に尋ねた。
だけど彼は真顔で、
「えっ?野球は禁止って言われたけど、こういうコトしちゃダメとは言われてないし」
あっけらかんとそんな事を言ってのける。
ちなみにここは…ラブホなんだけども。