揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「あっ……」


いきなりの刺激な上に、泡で彼の手の動きが見えなくて。

それがなんだか、私を少し興奮させていた。


「由佳、胸大きくなったね。あのオッサンに揉まれまくったの?それとも、淋しくて自分でシちゃった?」


さっきよりも強く揉みながら、先端を指で弾いてきて。

お湯の中なのに、確実に刺激が伝わってくる。


「ちがっ……」


否定したいのに、甘い声が漏れてしまいそうで。

それだけ言葉を発するのが精一杯だった。


「これからは俺、由佳しか抱かないから。その分、ちゃんと相手してもらうからね?」


小学生らしからぬ発言の後、今度はしっかりと私の唇を塞いできた。

ずっと求めていた彼とのキス。


温かくて、柔らかくて、優しくて。


私の一番安心する唇。


「もう離さないし、離れないから。覚悟しといて?」


そして、再び唇を塞がれたと思ったら。

彼の慣れた指先が、私の身体をだんだんと快楽に導いていった。


「んっ、んんっ……」


塞がれた口の端から、私の感じる声が漏れ。

その声を合図にするかのように、彼の刺激が強くなっていく。


胸だけでなく、下腹部にも直接刺激を与えられ。

久しぶりに彼の愛を全身で感じる私は、それだけで既にイきそうになっていた。
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