揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
「愛してるよ、由佳」


耳元で囁かれたかと思うと、彼はそのまま耳朶に舌を這わせ。

優しく、的確な刺激を与えてくる。


「あっ、わた…私もっ……」


ちゃんと伝えたいのに、感じてしまって上手く言葉にできなくて。

そんな私を見て、彼はクスッと笑いながらも舌を首元へと這わせてきた。


「あっ、あんっ」


首元と、胸の突起と、秘部。

全てを同時に攻められ、私は耐えきれずに喘ぎ声を漏らしていた。


「すっげぇ可愛い。もう誰にも触らせてやんないから」


そう言って、微笑んでくれる彼。


私も、もう他の人に触られたくなんかないよ。

私が触れられたいのは、大翔君だけなんだから。












久しぶりだったからか、結局そのままお風呂場で一度抱かれ。

その後、ベッドで2回彼と繋がった。


「あと半年したらさ、俺も中学行くし。そしたら…由佳は俺の事彼氏だって堂々と言える?」


情事後、布団の中で2人でまったりとしていた時。

彼が天井を見ながら、ぼそっと呟いた。


「そんなのっ、言えるに決まってるじゃん」


彼を手放す辛さに比べたら。

彼との年の差を後ろ指さされる事ぐらい、全然何ともない。
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