揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
広い店内に、客は溢れかえるほど集まっていて。
やっぱり、3時という時間帯のせいなんだろう。
レジにはたくさんの人が並び、商品を渡す列も10人以上は待っているようだった。
そのカウンターの向こうにいる由佳は、まだ慣れていないようで。
他の店員にいろいろ確認したりしていて、なんだか一生懸命で愛らしかった。
見慣れない制服姿もコスプレしてるみたいで、ある意味そそられる。
……って、そんな事考えてる場合じゃねぇし。
とりあえず、まどかさんが入って来るとまたややこしくなるだろうし。
店を変える方が賢明だよな。
俺の姿に全く気付いていない由佳に後ろ髪を引かれつつ。
カートを牽いて、そのまま店の外に出ようとした時だった。
「あれっ?図書館で会った子じゃん!」
由佳のいる辺りから、若い男の声が聞こえてきた。
気になって振り返ると、その横顔には見覚えがあって。
本人が言ってる通り。
昨日、図書館で由佳に話しかけていた奴だった。
やっぱり、3時という時間帯のせいなんだろう。
レジにはたくさんの人が並び、商品を渡す列も10人以上は待っているようだった。
そのカウンターの向こうにいる由佳は、まだ慣れていないようで。
他の店員にいろいろ確認したりしていて、なんだか一生懸命で愛らしかった。
見慣れない制服姿もコスプレしてるみたいで、ある意味そそられる。
……って、そんな事考えてる場合じゃねぇし。
とりあえず、まどかさんが入って来るとまたややこしくなるだろうし。
店を変える方が賢明だよな。
俺の姿に全く気付いていない由佳に後ろ髪を引かれつつ。
カートを牽いて、そのまま店の外に出ようとした時だった。
「あれっ?図書館で会った子じゃん!」
由佳のいる辺りから、若い男の声が聞こえてきた。
気になって振り返ると、その横顔には見覚えがあって。
本人が言ってる通り。
昨日、図書館で由佳に話しかけていた奴だった。