揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊦
愛が見えなくて-side由佳-
chapter7
今日は、日曜日。
大翔君とのデートの予定が無くなってしまったのに、なぜだか朝早くに目が覚めてしまった。
もしかしたら会えるようになるんじゃないか、って。
心のどこかで期待してるのかもしれない。
布団の中でゴロゴロしながら、優しく抱いてくれた昨日の彼を思い出していた。
『俺が愛してるのは、由佳だけだから』
何度もそう言って、キスをくれた大翔君。
私が水沢の事を気にしてると思ってるのかな?なんて考えてたけど。
もしかしたら…疚しい事があるんじゃないのかな?
だから、それを誤魔化す為に何度も甘い言葉を囁いて。
昨日のお母さんの前での態度や、あのそっけないメール。
それらが、どんどんと私の心を不安にさせていく。
その時だった。
枕元に置いておいた携帯が、電話着信を知らせる音楽を鳴らし始めた。
時間を確認したら、まだ朝の7時半で。
こんな時間に誰からだろう?と携帯の画面を確認したら。
それは、沙希からだった。
大翔君とのデートの予定が無くなってしまったのに、なぜだか朝早くに目が覚めてしまった。
もしかしたら会えるようになるんじゃないか、って。
心のどこかで期待してるのかもしれない。
布団の中でゴロゴロしながら、優しく抱いてくれた昨日の彼を思い出していた。
『俺が愛してるのは、由佳だけだから』
何度もそう言って、キスをくれた大翔君。
私が水沢の事を気にしてると思ってるのかな?なんて考えてたけど。
もしかしたら…疚しい事があるんじゃないのかな?
だから、それを誤魔化す為に何度も甘い言葉を囁いて。
昨日のお母さんの前での態度や、あのそっけないメール。
それらが、どんどんと私の心を不安にさせていく。
その時だった。
枕元に置いておいた携帯が、電話着信を知らせる音楽を鳴らし始めた。
時間を確認したら、まだ朝の7時半で。
こんな時間に誰からだろう?と携帯の画面を確認したら。
それは、沙希からだった。