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「もぉ。ほんと心結は甘いんだから~。」

『そうかな?』

「瑞希の言う通り。これだから咲が成長しないんだよ。」

「なにそれ~?咲だって成長してるも~ん!!」



咲たちのやり取りを見て笑っていると



「ちょっと~!!笑ってるけど、この中で1番幼いの、心結だからね~?」

『それはないよ~。』

「でも、言えてるかも。」

『ちょっと、知里まで!!』

「まぁ、心結は年齢と体型が比例してないからね~。」

『なっ!!瑞希!!それ言わないでよ!!』



いつの間にかあたしがいじられてるし…。



「心結をいじるのはこの辺にして。」

「そうそう。咲、何があったの?」

「あっ、そうだった!!」



イライラしてたことを思い出したのか、表情が曇った咲。




『例の彼と何があったの?』

「それがね。アイツ、昨日メールしてこなかったの…。」

「…それだけ?」

「それだけって!!咲にとっては大きなことだよ…。」



今にも泣き出しそうな顔をする。






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