†禁恋†

椿のひらめき


『じゃあもしかして長くないの…?』


霊「多分ね」


『そんな…』

何かお兄ちゃんを助ける方法ないの?


『そうだっラギトさん!』

霊「ラギト?」


『そうラギトさん!もしもーしラギトさんいますかぁ?』


ラギト「やぁ私をお呼びかな?」


『あっ、あのお兄ちゃん…しっ…死にかけの人を助ける方法はありませんか?』


ラギト「そうだね…死にかけは無理だが死んでからなら助けれるかな」


『…死んで…‥から。』

お兄ちゃんが死んじゃう、ヤダ考えるだけでも…
怖いよ。
お兄ちゃん死なないで‥…

霊「椿、今はゴチャゴチャ考えないでその方法聞いた方がいいよ」


『そ…うだよね…ラギトさん教えてください!お兄ちゃんを助ける方法…』


ラギト「…教えられないんだ。」


『…どうしてですか?』


ラギト「教えたところで君には無理だ。不可能なんだよ。」

『なんで決め付けちゃうんですか?私は…お兄ちゃんのためならなんでもしますだから、だから教えてください!』


霊「…椿」


ラギト「だから、無理なんだ。」


『ラギトさんお願いします教えてください!』

私は土下座をして精一杯の大きな声でラギトさんに頼んだ、絶対お兄ちゃんを助けるんだ。


ラギト「…頭を上げて私はそんなことして欲しいわけじゃないんだ」

少し悲しそうな顔をしながらラギトさんが私に微笑む…。



『じゃあ私は何をしたらいいんですか?』





ラギト「まぁ…そこまで言うなら仕方ないか…でもこれを聞いたら実行しないといけないがほんとにいいのかい?」


『…はい。』

この時の私はラギトさんが言った''実行しないといけない,,コトを甘く見すぎていた
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