ホスピス〜命のかけら〜
ぼくには友達はいない。それも当然か…ずっと病院暮らしだったんだ。それで余命一年とか一体ぼくはなんのために生まれてきたんだよ。
しかもぼくは一人っ子だ。ぼくが死んでしまったら親には子供がいなくなる。せっかく生んでくれたのに…ここまでお世話してくれたのに親孝行もできないなんて子供失格だよな。
そんな悶々とした日々を過ごしていると外の景色は満開の桜で溢れていた。
こんな暗い気持ちのぼくでもきれいなその景色を見たら素直に桜がきれいで春がきたんだなと思うことができた。
しかもぼくは一人っ子だ。ぼくが死んでしまったら親には子供がいなくなる。せっかく生んでくれたのに…ここまでお世話してくれたのに親孝行もできないなんて子供失格だよな。
そんな悶々とした日々を過ごしていると外の景色は満開の桜で溢れていた。
こんな暗い気持ちのぼくでもきれいなその景色を見たら素直に桜がきれいで春がきたんだなと思うことができた。