ホスピス〜命のかけら〜
「あなたは何の病気?」
そう呟いた女の子は僕の隣に腰をおろした。
「心臓の病気だよ。きみ見かけない顔だけど─ホスピスの人?」
そう僕が訪ねると
「初めまして!わたし今日からここにきました。空(そら)っていいます。年は16歳。名乗る前に病気なんて聞いちゃってごめんなさい。親にいつも空はそそっかしいって怒られるの♪」
申し訳なさそうに俯きがちに言ったきみは何だか頬がピンクでまるで桜みたいで綺麗だった。
「大丈夫だよ!気にしてないし。ぼくの名前は光星。17歳。ぼくには友達がいないんだ。ホスピスにもぼくと歳の近い人はいなかったし…だから友達になってくれないかな?」
友達の作り方などわからない僕の精一杯のお願い。
すると
「もちろん!そのつもりで話かけたのよ。」
っといたずらっ子みたいな笑顔でいうきみ。やっぱりきみの頬はピンクに染まっていてとても綺麗だった。
これがきみとぼくの出会い。きみは覚えているかな?
そう呟いた女の子は僕の隣に腰をおろした。
「心臓の病気だよ。きみ見かけない顔だけど─ホスピスの人?」
そう僕が訪ねると
「初めまして!わたし今日からここにきました。空(そら)っていいます。年は16歳。名乗る前に病気なんて聞いちゃってごめんなさい。親にいつも空はそそっかしいって怒られるの♪」
申し訳なさそうに俯きがちに言ったきみは何だか頬がピンクでまるで桜みたいで綺麗だった。
「大丈夫だよ!気にしてないし。ぼくの名前は光星。17歳。ぼくには友達がいないんだ。ホスピスにもぼくと歳の近い人はいなかったし…だから友達になってくれないかな?」
友達の作り方などわからない僕の精一杯のお願い。
すると
「もちろん!そのつもりで話かけたのよ。」
っといたずらっ子みたいな笑顔でいうきみ。やっぱりきみの頬はピンクに染まっていてとても綺麗だった。
これがきみとぼくの出会い。きみは覚えているかな?