勝利を君に捧げよう
今日も、朱里ちゃんと雄哉が泊まりに来てたりする。
両親が旅行らしい。
「あ~あ!俺も旅行行きたかったな。」
雄哉はさっきからわめいてばかり。
雄哉は朱里ちゃんの弟で
俺と同じ小5で同じサッカーチームのメンバー。
俺の幼なじみで親友。
もちろん、
俺の好きな人がだれかも知っている。
打ち明けた時は
『さすが俺の姉ちゃんだな。』
とか言ってた気がする。
「しょうがないでしょ。
あたしたちは、学校があるんだから。」
この、怒ってても可愛い人。
俺の大好きな朱里ちゃんだ。
それを見て、
今日も可愛いな
とか痛いことを思う。