【短】Secret Kiss
「川西、帰りひとり?」


「うん、そうだよ」


「そ。じゃあもう暗いし家まで送る」


「…へ?」




聞き返した頃にはすでに滝川くんはスタスタと歩き始めていて。



「川西早くー」


「ちょっ、ちょっと待ってよーっ!!」



あたしは慌てて滝川くんの後を追った。



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