【短】Secret Kiss
さっきよりも少し強めに触れる、その“何か”。
それは一度離れると、また触れて。
あたしはただただ、それに応えて。
少し長めに触れたと思うと、それはスッと離れていく。
そしてあたしが目を開けたそこには、
すでに誰もいなかった。
それは一度離れると、また触れて。
あたしはただただ、それに応えて。
少し長めに触れたと思うと、それはスッと離れていく。
そしてあたしが目を開けたそこには、
すでに誰もいなかった。