【短】Secret Kiss
驚きながら美奈を見つめる。
な、なんで?
あたし、何も言ってないのに…。
なんであたしが聞こうとしたことがわかるの?
…美奈ってばエスパー?
「…何考えてるか知らないけど、亜衣が分かりやすすぎるだけだから」
「うっ…」
「ほら。今ならまだ間に合うかもしれないから、行くならさっさと行きなさい!」
美奈は呆れながらそう言うと、あたしの背中をとんっと押した。
振り返ると、美奈はにこっと笑っていて。
「……ありがと!」
あたしは図書室に向かって走った。
な、なんで?
あたし、何も言ってないのに…。
なんであたしが聞こうとしたことがわかるの?
…美奈ってばエスパー?
「…何考えてるか知らないけど、亜衣が分かりやすすぎるだけだから」
「うっ…」
「ほら。今ならまだ間に合うかもしれないから、行くならさっさと行きなさい!」
美奈は呆れながらそう言うと、あたしの背中をとんっと押した。
振り返ると、美奈はにこっと笑っていて。
「……ありがと!」
あたしは図書室に向かって走った。