雛菊の花
僕は家に帰ったあと彼女のことを想っていた。



僕はあの日から一度も女、いや人を好きになったことがない。


そう、あの日から…




そんな僕が初めて人を好きになった。

まだドキドキが止まらない。


人を嫌っている僕が好きになることなんてないと思っていた。


何故僕は彼女を好きになってしまったのだろう。



自分で自分がわからない――
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