<ボカロ小説> [七色の音] シーズン1 第一巻
ランランの恐怖
「る…ルン?」

涙が頬を伝った。

「会いたかった…」

私は泣きながらショウに抱きついた。

「ご…ごめん。あんな事になって…」

「いいの。ショウが悪いんじゃないんでしょ?謝らなくていいよ。」

「ありがとう」

「ショウ…ああルンの元カレか?」

「あ。知ってたの?」

「確か…リュウだよな?」

「ああ。年中で同じクラスだった。」

「そうなんだ…」

「お前…ルンの元カレだったのか?」

「ゆ、ユウ?!なんでここに?」

「こっちの台詞だよ。」

「え。ユウとショウは幼稚園で同じクラスにはならなかったんじゃ?」

「いや、転校先で偶然一緒になったんだ。けど…」

「え何?」

「いやあの〜…「何もない何もない。大丈夫。」

「あ。うん…」

なんかおかしい…

ユウとショウ…
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