ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「それより自分でプレゼントしたものを覚えていないのかよ?」
「自分で使っているわけじゃないから。選んだときは香りを嗅いだけどどんな香りかまでは覚えていないもん」
それに時間とともに香りは変わるものだし。
最初はスパイシーな香りでも、だんだんとミルキーな香りになるなんて。
知らなかったし。
「でも梨乃ちゃんも元気そうだね。大学生?」
「ああ。私大の3年」
「そっか」
最後に会ったときは高校生だったもんなあ。
もともと美形だったけど、ますますきれいになったんだろな。
「お父さんとお母さんは?」
「相変わらずだよ。今度、実家にも来いよ」
「……うん。ありがとう」
元気そうで安心した。
あんなことがあったし。もう会わせる顔がないと思っていたけど。
でもちゃんと挨拶をしないといけないな。
「自分で使っているわけじゃないから。選んだときは香りを嗅いだけどどんな香りかまでは覚えていないもん」
それに時間とともに香りは変わるものだし。
最初はスパイシーな香りでも、だんだんとミルキーな香りになるなんて。
知らなかったし。
「でも梨乃ちゃんも元気そうだね。大学生?」
「ああ。私大の3年」
「そっか」
最後に会ったときは高校生だったもんなあ。
もともと美形だったけど、ますますきれいになったんだろな。
「お父さんとお母さんは?」
「相変わらずだよ。今度、実家にも来いよ」
「……うん。ありがとう」
元気そうで安心した。
あんなことがあったし。もう会わせる顔がないと思っていたけど。
でもちゃんと挨拶をしないといけないな。