ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
ヒロくんと連絡がついたのは深夜になってからだった。
「ヒロくん、大丈夫なの!?」
『俺は平気。心配かけてごめんな』
「そんなこと気にしないでよ。それより、なにがあったの?」
ヒロくんの話しによると――
喫煙エリアにいたヒロくんが、脅えながら走っていく総務部の女の子をまず最初に見かけたそうだ。
それを目で追っていると……
酔っぱらった末永組の近藤部長が、逃げるように階段を下りて行く女の子を追いかけていることを知る。
そこでヒロくんは階段で近藤部長を制止しようとして肩に手をかけたそうだ。
それに驚いて振り向いた近藤部長。
そのままバランスを崩し階段を転げ落ち腰を打ってしまった。
近藤部長は怒り心頭。
そこに偶然通りかかったうちの社員がこれは大変だと、設計部長と世良課長を呼びに行ったということみたい。
――それがあの騒動。
「ヒロくん、大丈夫なの!?」
『俺は平気。心配かけてごめんな』
「そんなこと気にしないでよ。それより、なにがあったの?」
ヒロくんの話しによると――
喫煙エリアにいたヒロくんが、脅えながら走っていく総務部の女の子をまず最初に見かけたそうだ。
それを目で追っていると……
酔っぱらった末永組の近藤部長が、逃げるように階段を下りて行く女の子を追いかけていることを知る。
そこでヒロくんは階段で近藤部長を制止しようとして肩に手をかけたそうだ。
それに驚いて振り向いた近藤部長。
そのままバランスを崩し階段を転げ落ち腰を打ってしまった。
近藤部長は怒り心頭。
そこに偶然通りかかったうちの社員がこれは大変だと、設計部長と世良課長を呼びに行ったということみたい。
――それがあの騒動。