ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「なるべく気をつけるけど。乱暴になったらごめん」


見下ろされて囁かれた。


「いいよ。どんなヒロくんも好きだから。なにをされても構わない」


巻いていたバスタオルがはらりとベッドの下に落とされる。

黙って見つめられて、ただでさえ恥ずかしいのに羞恥心が倍増する。

思わず胸を隠そうとすると両手首を固定されて、シーツに皺が寄るほど押さえ込まれた。


「やっ」

「隠すなって」

「でも……」

「恥ずかしい?」

「……うん、自信ない」

「どうして? カホの身体すげーきれいだよ」

「そんなことないよ」

「そうなんだよ。だって俺、まだ触ってもいないのに、こんなに興奮してる」
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